引越してきて初めてプロパンガスを利用しています。
都市ガスに比べてとても高くてどうしよう…と考えていたのですが、高いガス代をあきらめることにした話です。
プロパンガスと向かい合う
昨年の春頃、「なんか高いな…」と思っていたのですが、仕事や他の事で忙しい事を言い訳に見なかったことにして夏になり、とうとう冬になってしまいました。
ちょっと怖かったのですが、昨年の4月からの検針表があるので、それをもとに表を作成してみる事にしました。
...もう避けられない状態になってます…この地域に住んでてこのガス代って!高くて衝撃的です。直視できません…。ポストに検針表が入っていると、そのペラペラの紙を見るのが半ば恐怖です。
初めは給湯器に電気がついている時点でガス代がかかってしまっているのかと思っていたのですが、調べたところ備え付けのタイプは液晶画面に炎のマークがついている時にガスを使用しているみたいなのでそれではなさそうです。
生活のルーティンを振り返ってみる
一人の時
日中は電源を入れていません。
お昼は調理器具、お皿が温かいうちに洗います。なので一人の時はOFFです。
掃除の時や洋服の汚れを取るときにたまにぬるま湯が欲しい時は、
・軽く電気ケトルをかけてスプレーボトルに入れて使う
・お湯を容器に移し替えて必要な分だけ古布の方をお湯につけて掃除などに使用しそのまま捨てる
こんな感じなので昼間に蛇口からお湯を出すことはないです。
一日の流れ
朝、とよさんがお風呂に入るとき入れて切る。
夜、帰宅してきたとよさんが手洗いなどにスイッチを入れ、その間に食事の盛り付けや温めながら使わなくなった調理器具を洗います。食事をし、食器を洗います。いったんスイッチを切る。
しおりがお風呂に入るとき入れて切る。
こんな感じです。特に変わったことはしていないつもりです。
譲れない事
冬の夜の調理器具や食後の片づけは、絶対お湯で洗います。その方が油汚れが残ったりすることもないし、汚れを落とすのも簡単で速いので譲れません。冬にゆっくり水で洗っているとスポンジに油が入ってしまい、そっちが固まってさらに汚れが広がる事態に陥ります。あと手もかじかんできますし。
油汚れやカレーなどの後は古い使い捨て用の布で拭いてから一気にお湯で洗う、乾きも早い、すぐにしまえて視界からなくなるので見た目もいいです。
お料理上手で健康的な方に、そもそも食事に油っぽいものを使わないと洗うのも楽よ♡と言われたことがありますが、しおりの料理力ではそんなのレベルが高くて厳しすぎます。あれ?これはマウントをとられていたのでしょうか…まあいっか。
シャワーの使用時間について
それにしても12月の使用量25㎥とは…なんて多いのでしょうか。37日分とはいえ二人暮らしでこれは多すぎる気がします。
やっぱりガスの使用量を減らすにはシャワーですよね…使用量の大半を占めるようなので、シャワーについて考えてみます。
これまで自身で何分ぐらいお風呂でシャワーを使っているのか考えたことがありません。お風呂で本を読んだりスマホを見たり音楽聞いたりスキンケアを念入りにしたりなど何かをするということもせず、ただお風呂に入るだけです。
最近を思い返してみます。
この前の夜、『ドキュメント72時間』が始まってイントロを横目にお風呂に向かい、入って出る。スキンケアなど一通り終わってリビングに戻ってきたとき”川べりの家”が流れていたのでトータル25分くらい。お風呂上がりの顔のスキンケア~ドライヤーで8分くらいとすると、17分お風呂にいます。
お湯には浸からず一年中シャワーのみです。シャワーの温度は40℃。17分ほぼシャワーを出しっぱなしです。やっぱりこれが問題なのでしょうか…ジャーと浴びている時間がとても好きなのです。
とよさんのお風呂の時間も考えた事もなかったのですが、なんとなく入って出てくる時間を見るとしおりと同じくらいな気がします。湯船に浸かるのが苦手でシャワーのみです。シャワー温度は40℃設定です。
プロパンガスについて
こちらのプロパンガス(LPガス)に関する記事を一通り読んでみると、やっぱり冬場は夏場より水温を上げるためにエネルギーが必要になり、ガスの使用量が増えるようです。
ガスの検針票をみながら調べたところ、プロパンガスの基本料金と従量単価は平均より高かったです。
そして、そもそもプロパンガスの価格設定についてよく知りませんでした。
- それぞれの会社が自由価格設定できる
- ガスボンベの配送、交換、点検などに人件費がかかってる
- ガスを供給している設備費用が上乗せされていることが多い
この前楽天でんきに加入した時に調べた逆のパターンのようです。自由価格設定ということは競争がそこまでない、人件費がかかる、設備費用の上乗せ…これは高くなりますよね。
都市ガスに比べてのメリットは、
- 災害に強い
- 火力が強い
だそうです。
都市ガスだと何かあったとき地中のガス管を確認しないといけないそうですが、プロパンガスはボンベや設備をチェックすればすぐに復旧できるようです。しかし、関東でのほほんと暮らしているので、災害などがあったとき一番すぐに欲しいのは水、次に電気、最後にガスという発想になってしまいます。給湯器のスイッチの電気が入らなかったら水が通っていてもお湯でない…という感じです。もし水はあるけど電気がない場合は、プロパンでガスコンロだとお湯が確保できていいですよね。
火力が強い、は...料理不得意人間には火力が強いとおこげのリスクが上がるだけなので普通でいいです。火力が必要な料理店の方は電気よりガスの方が大事かもしれません。冷蔵庫も使えないと厳しそうですが、調理に火が使えないって致命的ですからね。
ガス代を安くするには、まず根本的に基本料金や従量単価を見直すのが手っ取り早く、見積もりをとって、戸建てならプロパンガスの会社を変えたりもできるそうです。
しかし、賃貸マンション住まいです。やっぱりマンションに住んでいる場合は決定権は大家さんが持っているんですね。このマンションに都市ガスを!プロパンガス会社を見直してください!…なんて…言えません。うーん、めんどうです。
住まいを選ぶ時点で、
IHのキッチンがある→掃除しやすそう!
…としか考えていませんでした。
IHのキッチンがある→これはプロパンガスが高いからIHを設置したのかな?
…と考えなくてはいけなかったです。プロパンガスを甘くみていました。
では、やっとプロパンガスと向き合ったので、できることが何かないか考えて試してみます。
高いガス代をあきらめる②に続きます。