母がこころの病気になり入院しました。
【さっちゃんについて】は日記のような記録のようなもので、あれこれ綴っていきます。
最近のあれこれ
入院した翌日、さっそく朝電話がかかってきました。
全然眠れなかった。若そうなお医者さんだったけど、話を聞いてくれているのかよくわからない。検査もまだしてくれない。まわりの人の話を聞いたら、薬を飲んだらだらんとしてしまうらしい、こわい。でも出された薬は飲まなくてはいけないのはわかっている。こんな明るい色のお洋服を着ている人いなくて恥ずかしい。なんだか認知症っぽい人が多い気がする、私は精神科に入院したかったのに。
もちろん母が入院しているのは精神科です。電話がかかってきた時は私もまだ疲れ切っていて平常心を保てておらず、急きょ入院したんだから順番があるんだよと話し、やんわりとなだめることで精一杯でした。そもそも「話を聞いたら」とは同じ病棟の誰かに自ら話しかけたのか、誰かが話しているのを聞いたのか、それとも幻聴なのか、それがもうわからないのです。
でも入院した日に仮の診断名を付けてくれたのですが、検索してみたらびっくりするくらいその症状がかいてあって「やっぱり専門家すごい」と思いました。さらにきちんと一通り検査はして、あとは様子を見て判断されると思います。
詳しい入院説明は後日になり行ってきました。
その後面会したのですが、びっくりするくらい普通でした。こっちがこわくなるくらい普通で、動揺した気持ちをなんとか押し殺して話し始めました。
ちゃんと眠れた、ご飯はおかゆだったけど次からパンも食べたいと言った、本もあったので読めるし、天気によってはお庭に出れる。薬も飲んでる。花柄のお洋服が着たいな。
色々話してくれました。電話での状態とは全く違います。少しの間穏やかな会話が続いていたのですが、部屋のあそこにかかっている花柄のお洋服を持ってきてと話すので「明るい色の洋服が恥ずかしい、フェイスタオルも地味目な色がほしいって言ってたけどいいの?」と言ったら…これ、だめだったみたいです…。うーん、難しい。
おかねにまつわること
電話は公衆電話が置いてあってそこからかけることができます。たぶん使える時間帯は決まっているようで、こちらからかけることはできません。公衆電話からかかってくる電話って『非通知設定』と表示されるんですね。知りませんでした。
ここのところ電話はかかってこないのですが、最後の電話の時に「もう15くらいしかなくなっちゃった」と言っていました。たしか50度のものを持っていたはずです。私以外のところにも電話しているのかな?と思いながら調べてみて知りました。
ドコモ
https://www.nttdocomo.co.jp/charge/call_charge/
https://www.au.com/mobile/charge/reference/public-telephone/
https://www.softbank.jp/mobile/price_plan/options/call-fee/
時間帯にもよりますが、昼間だと50度で8-12分くらいでしょうか。知らなかったです。
金券ショップに行って人生で初めてテレホンカードを購入しました。絵柄は選べずお任せですがそのぶんお安いです。
テレホンカード50度×3枚
合計 1100円
電話がくる時、まず『非通知設定』の文字にドキッとします。そして電話に出ると「もしもし、私です」と言ってくれます。
初めの数回、電話で話し終えた後に「なんかこれ、今の私に女性の声で詐欺の電話がかかってきたらわからなくなりそうだなあ」と少し思いました。今は母の声に波があります。今日はそういう気分なのかな?だから、こういう声なのかな?と思ってしまいそうです。
まあ、怪しいお金がからんだ話だったら直ぐに病院の事務に連絡して確認します。